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ハイデンリッヒ
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04.27.09:16

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  • 04/27/09:16

02.05.17:44

小説6

まったく、ふざけた遊び場だよ。
結局、色々説明を聞かされたあげく、今日は帰っていいと言われ
自分の荷物を取りに戻ったところで、おしゃべりな奴と出くわした。
ライル「結果は?」
アルーノ「あ?あぁ20点だそうだ」
ライル「という事は減俸80%か」
アルーノ「そうかい、 ってハァ!?」
ライル「この試験で最初の給料が決まるんだよ
    しかもこの試験で30%超えた奴いねぇんだから たまったもんじゃねぇ」
アルーノ「横暴すぎるだろ」
ライル「まぁ1ヶ月だけだ、我慢しな
    ちなみに言うとだな
    最初に合格になった奴は課長クラスの給料が貰える
    80点が副課長クラスの給料で最初の1ヶ月の訓練免除
    50点で普通の給料の半分
    以下どんどん下がっていくわけだ
    ちなみに20点ってのは中々内の中では優秀って事だ
    けど、給料は掃除係り並み
    訓練の成績次第で給料UPだ」
アルーノ「ライルは何点だったんだよ」
ライル「8点、っていうか大体のメンバーは8点だよ」
アルーノ「突っ込みどころは満載だが、合格点なんて取れる奴いるのか?」
ライル「さぁな、けど噂だが過去に一人だけ居たらしいぞ」
アルーノ「信憑性に欠けるな、お前の噂は」
ライル「ひでぇな、しかし内のTOP3の実力は謎の部分が多いからな
    噂は絶えないさ」
アルーノ「20点ね・・・」
ライル「何だ、落ちこんでるのか」
アルーノ「落ちこむと言うよりは、他の課との差がありすぎて
     ショックのほうがデカイよ」
ライル「まぁ基本的にそうそう内には仕事は来ない
    ほとんどが待機だよ」
アルーノ「そうなのか?」
ライル「他の課で、手に負えないことが多発してたまるか」
アルーノ「それもそうだな」
ライル「ただしまわってきた仕事はキツイ
    ま、楽しめ じゃあな」
アルーノ「あぁ」
20点・・・ね・・・
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02.04.16:55

小説5

アルーノ「監視班の報告によると、子犬はビルの屋上に1、建物内に3
     ライルは屋上を排除、他のメンバーは室内の敵を排除する
     作戦開始は5分後、以後通信は極力控えるように」
 
アルーノ「ミッションスタート」
 
この仕事の結果は、結局ハメられた。
敵3人を他のメンバーが始末した所までは普通だった
しかし、そこからがお遊びだった
 
アルーノ「ここで最後か・・・」
「やっと来たわね」
アルーノ「女?」
「女の殺し屋は初めてかしら? 随分時代遅れなのね」
アルーノ「何故公安を見張っている」
「公安をじゃないわ、特殊課の課長を見張っているのよ」
アルーノ「何故」
「あなたに教える意味は無いわね それとも力づくで聞いてみる?」
アルーノ「えらく自信があるようだな」
「そうね、あなたに負けるほど、腕は鈍っていないつもりよ」
アルーノ「名前を答えろ」
「ジュリエッタ」
アルーノ「な・・・」
と言いかけた瞬間俺は地面に叩きつけられていた
ジュリエッタ「8点」
そう呟くと、突然俺の首を絞めていた手が緩み、俺が銃を出そうとした瞬間、また投げられた。
ジュリエッタ「20点 皆困惑して反応出来ないんだけど、初めてね
冷静に銃を出した人間は
ま、仕事優先人間って所かしら
非情すぎるのも問題だけども、まあ良しとしましょう」
アルーノ「もしかしてジュリエッタって・・・」
ジュリエッタ「紹介が遅れたわね、私は秘書のジュリエッタよ」
アルーノ「課長を見張っているって・・・お目付け役って事か・・・」
ジュリエッタ「そういう事ね、ちなみに今回の仕事も全て嘘
       つまりメンバー全員グルね
       毎回新人が来ると、課長命令で試験をするの
       個人能力の把握の為にね
       まぁ能力見るなら普通のテストでも出来るんだけど・・・
       現場の判断力を問うのは現場でしか出来ないって事で毎回この試験方法
       全員で騙すっていうのは悪趣味だけどね
       まぁ、毎回新人君は面白いように騙されていくわ
       君もその一人」
アルーノ「じゃあ課長は・・・」
ジュリエッタ「今頃、上層部とお茶でも飲んでるんじゃないかしら」
アルーノ「糞ったれ!!」
 
 
「調子はどうかね」
プーペ「全て順調ですよ」
「新人はどうだ?」
プーペ「ジュリエッタが試験中で、そろそろ終わる頃かと」
「ハッハ またアレか じゃあそろそろ悔しがっている頃だろう」
プーペ「何をおっしゃいます、最初に発案したのは あなたじゃないですか」
「そうだったかな?昔の事は忘れてしまった」
プーペ「それを採用した私も同類ですが」
「まぁな」
「それで?見込はどうかね」
プーペ「見込みはありますが、まだ新米です じっくり鍛えて行きますよ」
「君がそう言うと怖いな」
「体の調子はどうかね?」
プーペ「問題ありません」
「そうか、それは何より」
プーペ「ありがとうございます
    あなたも、まだまだ現役のようだ」
「そうだな、まだやり残した事が残っている」
プーペ「生きる意味があるというのは良い事です」
「そうだな、君も見つけたようじゃないか」
プーペ「そうですね、おかげで死ぬ事は出来なくなりました」
「ハッハッハ 君に死んでもらっては困るよ」
プーペ「では、そろそろ仕事に戻らなければ」
「うん、娘さんに宜しく」
プーペ「はい、では失礼致します」

02.03.22:05

小説4

2話「マリオネットサーカス」
 
セレス「今回の仕事は軽いぞー」
ライル「副課長の軽いは信用ならないんですけど」
セレス「今回の仕事は犬探しだ」
ペトラ「名前は?」
セレス「アンドレ スミス
    職業はPSG-1を持った犬っころだ」
ペトラ「うちの秘密がバレてるってことですか?」
セレス「違う、公安内部の探りだ」
セレス「確認した所によると親犬は上層部だそうだ
    おかげで他の課は手が出せない」
ライル「それでうちに回ってきたって事ですか」
セレス「相手は訓練サボってるオッサンだしな、子犬さえ始末すれば
    親犬をやるのは簡単だ」
セレス「ただし今回はプーペクラスの階級じゃないと無暗に近づけない
    その為、親犬の始末はこっちでやっておく
    諸君らには、子犬達の始末をやってもらいたい」
ライル「ほら来た、子犬が1匹かと思えば、「達」ときたもんだ」
セレス「子犬が1匹しか生まれないなんて滅多にないだろう」
ライル「ごもっとも」
セレス「実行は1時間後、今回の指揮官はアルーノにやってもらう」
アルーノ「え?俺ですか?」
セレス「そうだ、しっかり頼むぞ新人君
    では解散」
 
ライル「まぁ、宜しくな指揮官殿」
アルーノ「怪しいな」
ライル「何が」
アルーノ「全員これから起こる事が楽しみって感じだけど」
ライル「とりあえず、お前には楽しくない事は確かだな」
トニー「ご愁傷様」
ベン「まぁ、気楽に行け」
ライラ「忠告としては、全ては見かけ倒し とでも言っておきましょうか」
アルーノ「何だよそれ」
ライル「まぁ後で分かるさ じゃ頑張れよ」
アルーノ「また何かあるのかよ・・・ここは遊び心満載だなぁオイ」

02.01.23:25

小説3

部屋から出たアルーノは、言われたとおり休憩室に向かっていた。
 
印象としては微妙だな。
特殊課がちゃんと課として機能していたことも驚きだが
課長も、とても16歳とは思えない
信じられない事が多すぎる、だけど今目の前に存在している
ということは、これは現実なんだ。
そして、はっきりとした人間像が見えてこない・・・二人とも
どう考えても表面を取り繕っている
まぁ俺も似たような物がだから何も言えないんだが
まぁ、この仕事は素性を偽るのが日常茶飯事だからな
普段そうしてる人間は珍しいが・・・
まぁ、ちょっと考えすぎか・・・
 
頭を掻きむしりながらコーヒーメーカーでカップにコーヒーを入れていると
ぞろぞろと人がやってきた
 
「お、新人君のおでましか」
「俺はライル」
「私はペトラよ」
「トニーだ」
「ベン」
「ライラ」
ライル「他は今は仕事中でな」
ライル「それより、お前もセレス副課長に仕事邪魔されて他の課追い出されたんだろ」
アルーノ「あの人副課長だったのか・・・
     っていうか俺のクビは仕組まれていたのかよ 何てこった・・・」
ライル「うちの課は表立って引き抜き出来ないからそうやって
    引き抜く人間をクビにしてから内に呼ぶんだよ
    こっちはいい迷惑だけどな」
ライル「まぁ内の人間は一癖も二癖もある奴らばっかりだから
    悪餓鬼共の溜まり場って点では気に入ってる」
ペトラ「一番の悪餓鬼が言ってたら世話ないわね」
トニー「まぁ、元々内の課長連中が変わり者だからな
    逆に仕事はやりやすいかもしれんぞ」
ベン「変わり者というよりは、謎が多すぎるのほうが正しいだろうな
   昔の事は誰もしらない、3人以外な」
アルーノ「3人って誰?」
ライラ「課長と副課長と秘書のジュリエッタさん」
アルーノ「課長と副課長にあったがジュリエッタという人には会ってないな」
ライラ「まぁー3人の中では一番まともね」
ライラ「でも、まともっていってもこの特殊課でまともなだけであって
    一般人からすれば可笑しな人ね、まぁあんまり人を変わり者扱いするのは
    気が引けるんだけど・・・」
ベン「元々公安に一般人なんて居ないだろ」
ライル「まぁな」
トニー「まぁ一つだけ忠告しておくが、過去の事は聞くな
    聞くと頭に拳銃突きつけられるぞ
    しかもこれが冗談に見えねぇんだ 怖ぇったらありゃしねぇ」
ライル「多分あれ本気で撃つつもりだぞ」
アルーノ「胆に銘じておくよ」
ライル「おっと噂をすれば影だ」
 
セレス「さぁ諸君、仕事の時間だ」
 
 
                             1話END

02.01.18:53

小説2

プーペ「そうか、君は・・・」
「それは俺が説明しよう」
と、突然後ろの扉が勢いよく開き、一人の男が入ってきた。
プーペ「おいバカ、もう少し静かに入ってこれないのか」
「いやー悪い悪い、君が新人君か
 よろしく 私はセンスレスだ 皆からはセレスと呼ばれてる」
アルーノ「よろしくお願いします」
セレス「さっきの続きだが、君の仕事のミスの原因はー・・・
    実は俺なんだが」
アルーノ「は?」
プーペ「君が仕事中に敵に見つかった原因は
    このバカが別の仕事でその場にいたんだが
    真正面から突っ込んでドンパチ始めやがって
    建物中のアラームを鳴らしたのが原因だ」
セレス「こっちの仕事は他の課には情報が行かないからな
    悪いな っていうか今お前俺の事バカっていっただろ」
プーペ「少し黙れ大バカ野郎」
セレス「あ、また言った」
プーペ「君の経歴を見させてもらったが、基本的に問題無し
    逆に優秀なぐらいだ。説明はこれでいいかな?」
アルーノ「はい、ありがとうございます」
セレス「勝手に話進めんなよ」
プーペ「とりあえず、休憩室に行ってみるといい全員揃っているだろう」
アルーノ「分かりました、失礼します」
セレス「無視かよっ!!」
アルーノが部屋から出ると二人は話し始めた
プーペ「ありだな」
セレス「そうだな」
プーペ「まぁ、これからお手並み拝見と行こうか」
セレス「またあれか、お前も趣味悪いな」
プーペ「バカほどじゃないさ」
セレス「またバ・・・」
プーペ「黙れ」
セレス「まぁ見込はあるんだろ」
プーペ「そうだな」
「でもあなた達には敵わないわよ」
セレス「ハッハッハッ」
プーペ「バカげた人形とそんな事で踊りまわる意味はないさ」
「そうね」
プーペ「それに俺達には元々言葉など無意味だ
セレス「言葉にする意味はあるさ、それがどんな言葉でも」
 
 
部屋から出たアルーノは、言われたとおり休憩室に向かっていた。
 
印象としては微妙だな。
特殊課がちゃんと課として機能していたことも驚きだが
課長も、とても16歳とは思えない
信じられない事が多すぎる、だけど今目の前に存在している
ということは、これは現実なんだ。
そして、はっきりとした人間像が見えてこない・・・二人とも
どう考えても表面を取り繕っている
まぁ俺も似たような物がだから何も言えないんだが
まぁ、この仕事は素性を偽るのが日常茶飯事だからな
普段そうしてる人間は珍しいが・・・
まぁ、ちょっと考えすぎか・・・

書きかけの小説の続きです
またまた次回をお楽しみにw