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ハイデンリッヒ
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  • 12/19/19:27

02.19.16:43

小説11

俺は昔、今とは別の部署に所属していた。
ただし、今と違って荒んでいた。
出会いは、今回の任務と同じだ。
証人の保護
それに今回の護衛対象の名前もミシェル
まったくこれは神様の悪戯か?
 
プーペ「今回あなたの身辺警護をするプーペと言います」
ミシェル「よろしくお願いします」
プーペは自己紹介を済ませると、部屋の中に入り、何か探し始めた。
ミシェル「あ、ちょっと」
ミシェル「何やってるんですか?」
プーペ「・・・」
プーペは部屋を見回すと懐からハンドガンを出して、壁を撃ち始めた。
ミシェル「ちょっとー!!何やってるのよ!!」
プーペ「これで全部か・・・」
ミシェル「部屋めちゃめちゃにして・・・」
プーペ「盗聴器ですよ」
ミシェル「そんな・・・わざわざ銃で撃たなくても・・・」
プーペ「これが一番楽なので」
ミシェル「メチャクチャな人が来たものね・・・」
プーペ「・・・」
ミシェル「とりあえず、いきなり銃を撃つのはやめてね?」
プーペ「分かりました」
プーペ「それと、後からもう一人来ますので、窓際には近づかないように」
プーペ「それと、これから24時間常にあなたを護衛しますので
    単独行動はしないように」
ミシェル「トイレも覗く気?」
プーペ「必要ならば、女性のガードが付き添いますので
    私は扉の前で見張っておきます」
ミシェル「そう・・・」
ミシェル「お茶飲んでも良いかしら?」
プーペ「どうぞ」
ミシェル「あなたも飲みます?」
プーペ「結構です」
ミシェル「付き合い悪いわね」
プーペ「では、いただきます」
ミシェル「そうこなくっちゃ」
ミシェル「どうぞ」
プーペ「ありがとうございます」
ミシェル「あなた、必要のない事は喋らないのね」
プーペ「そうする必要がない限り」
ミシェル「そう、でもそれじゃ、つまらないでしょう」
プーペ「必要がない事はしません」
ミシェル「悲しい人ね・・・」
プーペ「・・・」
ミシェル「言葉という物は大切な物よ。
それで面白い気分になる事もあれば、悲しい気分になる事もあるわ」
ミシェル「そして一番大切な事はね、会話をしないということは自分の存在を否定
     している事と同義なのよ」
ミシェル「言葉は、自己主張の手段として用いられる事が多いわ
     その自己主張を辞めてしまえば、あなたがこの世界に存在する事を
     やめてしまったという事」
ミシェル「確かに、言葉以外にも手段はあって、言葉は必要のない物なのかもしれない
     でも、言葉が一番簡単で、難しい物、だから面白いのよ
そして、言葉は人間に与えられた「おまけ」のような物
     それを楽しまないなんて損よ」
ミシェル「あなたは、面白い事を必要としてない
     それは、つまらないし、とても悲しい事なのよ」
プーペ「・・・」
ミシェル「あなたの過去に何があったか知らないけれども
     不器用ね、生きることに対して」
プーペ「あなたの言うとおりなのかもしれません」
プーペはそう言いながら軽く微笑んだ。
ミシェル「やっと笑ったわね」
プーペ「これが笑うという物なのですね」
ミシェル「今まで笑ったことないの?」
プーペ「笑う理由がありませんでしたから」
ミシェル「そう」
これがミシェルとの出会いだった・・・
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