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ハイデンリッヒ
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12.19.19:28

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  • 12/19/19:28

02.19.16:43

小説11

俺は昔、今とは別の部署に所属していた。
ただし、今と違って荒んでいた。
出会いは、今回の任務と同じだ。
証人の保護
それに今回の護衛対象の名前もミシェル
まったくこれは神様の悪戯か?
 
プーペ「今回あなたの身辺警護をするプーペと言います」
ミシェル「よろしくお願いします」
プーペは自己紹介を済ませると、部屋の中に入り、何か探し始めた。
ミシェル「あ、ちょっと」
ミシェル「何やってるんですか?」
プーペ「・・・」
プーペは部屋を見回すと懐からハンドガンを出して、壁を撃ち始めた。
ミシェル「ちょっとー!!何やってるのよ!!」
プーペ「これで全部か・・・」
ミシェル「部屋めちゃめちゃにして・・・」
プーペ「盗聴器ですよ」
ミシェル「そんな・・・わざわざ銃で撃たなくても・・・」
プーペ「これが一番楽なので」
ミシェル「メチャクチャな人が来たものね・・・」
プーペ「・・・」
ミシェル「とりあえず、いきなり銃を撃つのはやめてね?」
プーペ「分かりました」
プーペ「それと、後からもう一人来ますので、窓際には近づかないように」
プーペ「それと、これから24時間常にあなたを護衛しますので
    単独行動はしないように」
ミシェル「トイレも覗く気?」
プーペ「必要ならば、女性のガードが付き添いますので
    私は扉の前で見張っておきます」
ミシェル「そう・・・」
ミシェル「お茶飲んでも良いかしら?」
プーペ「どうぞ」
ミシェル「あなたも飲みます?」
プーペ「結構です」
ミシェル「付き合い悪いわね」
プーペ「では、いただきます」
ミシェル「そうこなくっちゃ」
ミシェル「どうぞ」
プーペ「ありがとうございます」
ミシェル「あなた、必要のない事は喋らないのね」
プーペ「そうする必要がない限り」
ミシェル「そう、でもそれじゃ、つまらないでしょう」
プーペ「必要がない事はしません」
ミシェル「悲しい人ね・・・」
プーペ「・・・」
ミシェル「言葉という物は大切な物よ。
それで面白い気分になる事もあれば、悲しい気分になる事もあるわ」
ミシェル「そして一番大切な事はね、会話をしないということは自分の存在を否定
     している事と同義なのよ」
ミシェル「言葉は、自己主張の手段として用いられる事が多いわ
     その自己主張を辞めてしまえば、あなたがこの世界に存在する事を
     やめてしまったという事」
ミシェル「確かに、言葉以外にも手段はあって、言葉は必要のない物なのかもしれない
     でも、言葉が一番簡単で、難しい物、だから面白いのよ
そして、言葉は人間に与えられた「おまけ」のような物
     それを楽しまないなんて損よ」
ミシェル「あなたは、面白い事を必要としてない
     それは、つまらないし、とても悲しい事なのよ」
プーペ「・・・」
ミシェル「あなたの過去に何があったか知らないけれども
     不器用ね、生きることに対して」
プーペ「あなたの言うとおりなのかもしれません」
プーペはそう言いながら軽く微笑んだ。
ミシェル「やっと笑ったわね」
プーペ「これが笑うという物なのですね」
ミシェル「今まで笑ったことないの?」
プーペ「笑う理由がありませんでしたから」
ミシェル「そう」
これがミシェルとの出会いだった・・・
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02.15.16:34

小説10

プーペ「今度は何だ」
セレス「証人の保護だ」
プーペ「うちは便利屋か、まったく」
ジュリー「保護する人は ミシェル 今月、裁判所で証言するんだけども
     それを阻止しようとしているのが、警察の重鎮
     それがマフィアを雇って消そうとしてる訳」
プーペ「ミシェルね・・・」
セレス「俺が代わるか?」
プーペ「いや、大丈夫だ 今回はアルーノと二人で行く」
セレス「おいおい、大丈夫か?」
プーペ「俺に対して言ってるのか?」
セレス「アルーノにだ」
プーペ「そうか」
ジュリー「じゃあ、さっそくよろしく 手配はしておくから
     ミシェルは今うちの指定した家にかくまっているわ」
プーペ「了解」
 
プーペ「アルーノ仕事だ」
アルーノ「またテストとかですか?」
プーペ「今回は本当の仕事だ。証人の保護だぞ」
アルーノ「了解」
プーペ「運転は頼むぞ、住所はここだ」
アルーノ「はい」
 
いきなり課長と二人で仕事か・・・
しかし、証人の保護って警察の仕事じゃないのか?
まぁ、警察に出来ないから内に回ってきたのか・・・
プーペ「どうした、よそ見運転するなよ」
アルーノ「あ、すいません 今回の仕事何故内に回ってきたんですか?」
プーペ「今回、証人を消そうとしてるのが警察だ
それで、警察と情報交換してないうちに回ってきたって訳だ
アルーノ「なるほど」
本当は課長の事を色々探ってみたい気もあるんだが、その後がどうなるか怖いな
アルーノ「何で課長直々に、それに新人の私が・・・」
プーペ「妻の名前がミシェルだ、そしてそれをネタにしないのがお前だ」
プーペ「そして一番の理由が、相手がプロの殺し屋って事だ」
プーペ「どうだ理由が分かったか?」
アルーノ「はい、私をそういう人間と見ているなら
     奥さんの事を聞かせて頂けませんか?」
プーペ「聞きたいか?」
アルーノ「先ほど言いましたが・・・」
プーペ「ハッハッハ なるほどな、いいだろう」





P.s 更新遅くなって申し訳ないです。
少しアイデアに詰まってました

02.10.17:14

小説9

手当が終わり、喫煙室で休憩していると課長が入ってきた。
アルーノ「煙草吸うんですか?」
プーペ「まぁな」
もう何も言わん、慣れるしか無いのだろう
アルーノ「娘さんが居たんですね」
プーペ「あぁ、まだ無邪気な年頃だ 迷惑をかけるかもしれんが 面倒を見てやってくれ」
アルーノ「はい、けど課長お一人で育てるなんて大変ですね」
プーペ「まぁな、でもこれは俺の責任だ。辛いなんて泣き言を言ってたら、あいつに合わせる顔がない」
アルーノ「差し支えなければ、奥さまが亡くなった理由をお聞かせ願えませんか?」
プーペ「さぁ、忘れてしまったな」
アルーノ「はぁ・・・」
要するに聞くなって事だろう
プーペ「一つ言っておくが、娘達の前でその話はするなよ」
アルーノ「言ってないんですか?」
プーペ「理由なんて知らなくてもいい事だ、あるのは事実のみ」
アルーノ「分かりました」
プーペ「人とは弱いものだ、自分に嫌な事が起こると、それから逃げ、受け入れようとしない」
プーペ「その現実を受け入れられる事が出来る人間は強い
    それは分かっているんだがな、無理に悲しみは与えたくないんだ」
プーペ「この難しさが、人間の良い所であり、悪いところでもあるんだがな」
プーペ「まぁ、親バカとでも思ってくれればいい」
一瞬、ライラが母親なんじゃないかと思ったが、そんな事を言ったら殺されそうな気が
するのでやめておいた・・・。
フランチェ「パパ」
プーペ「おお、どうしたフランチェ」
一瞬で顔が変わった・・・
アルーノ「それじゃあ俺はこれで」
課長のゆるみきっている顔をもう少し拝んでおきたかったが
こういう雰囲気は柄じゃない。
フランチェ「ご本読んでー」
ビアンカ「もう フランチェ 勝手に歩き回って
     あ、お父さん」
プーペ「ビアンカ、お疲れ様 悪いな」
ビアンカ「ううん 大丈夫」
フランチェ「ねー パパー 本読んでー」
プーペ「はいはい、何がいいのかな?」
フランチェ「なんでもいいー」
プーペ「そうか、じゃあ悪いおじさん達のお話をしてあげよう」
プーペ「昔、悪いおじさん達が集まって人形を作ろうとしました
    その人形に悪い事をさせる為に
    努力の末、人形が完成しました
    だけども・・・」
プーペ「寝たか」
ビアンカ「うん」
プーペ「ビアンカ、今度3人でどこかに遊びに行くか」
ビアンカ「ほんと?」
プーペ「あぁ、どこに行きたい?」
ビアンカ「ショッピング」
プーペ「分かった、じゃあまだ仕事があるから、またフランチェ頼むな」
ビアンカ「うん、頑張ってね」

02.06.17:28

小説8

登場人物紹介
 
プーペ 16歳 男 公安特殊課課長 16歳とは思えない貫禄を持ち合わせている
               過去に何かがあるようだが謎のまま
セレス 17歳 男 公安特殊課副課長 普段は能天気だが、何か影を持っている
 
ジュリエッタ 年齢不明 女性 公安特殊課副課長 プーペの秘書 謎が多い女性
 
アルーノ 26歳 男 プーペに仕組まれ特殊課に異動になった。以前は工作員
         特殊課の内情に驚きを隠せない
 
ライル 28歳 男 通称 特殊課のプレイボーイ お喋りすぎるところがたまに瑕
 
ペトラ 25歳 女性 ライルと同じで、能天気すぎるところがたまに瑕
 
トニー 32歳 男 元SAS所属 負傷により辞職 プーペに拾われた身
 
ベン 29歳 男 元科学者 何か事情があり現在は特殊課所属
 
ライラ 34歳 女性 特殊課の保健医 怒らせると怖いらしい
 
 
 
第3話「papa’」
 
寝起きは最悪、副課長に電話で起こされ、今日から訓練だと言われ、朝4時に起こされた
おかげで、朝5時に特殊課の訓練施設で着替える事になった
アルーノ「何で朝4時なんだ・・・」
 
セレス「今日の訓練は俺との格闘訓練だ」
アルーノ「分かりました」
 
アルーノ「・・・」
結果は惨敗。
何であんなに強いんだよ
と、愚痴をこぼしながら、怪我した箇所をライラに治療してもらっていた。
アルーノ「いって!!」
ライラ「はいはい、我慢する」
ライラ「にしても手ひどくやられたわね」
アルーノ「ここの人間は皆あんなに強いんですか?」
ライラ「んー、内の課長、副課長、ジュリーが強いだけで、他の人は普通よ」
アルーノ「にしてもこの課は無茶苦茶すぎるでしょ」
ライラ「皆普通を知らないのよ、道を踏み外してしまった人達ばっかりだからね」
アルーノ「なるほどね」
その時後ろのドアが開いて小さい女の子が入ってきた
「ライラー」
ライラ「あらフランチェスカ、遊びに来たの?」
アルーノ「何でこんな所に子供が、それに誰です?この子」
ライラ「課長の娘さんよ」
アルーノ「へぇー ってえ?!」
アルーノ「まず、なぜ仕事場に連れて来ているんだとかいう突っ込みは置いときますが
     課長16歳ですよ?」
ライラ「この課に普通は通用しないのよ、DNA鑑定もしてみたけど、一致したわ」
アルーノ「ほんとに・・・人の普通を砕いてくれる職場ですね」
ライラ「フフフ、これはこれで楽しいわよ」
「こらフランチェ!!」
アルーノ「今度は何だ・・・」
ライラ「あの子も課長の娘さん」
アルーノ「もう何も言うまい」
ライラ「ちなみに名前はビアンカ」
アルーノ「もう、あり得ない事が多すぎる」
ライラ「今起こっている事が嘘ということはあり得ないわ、全部現実よ
    それを受け入れられる事が強さなのよ」
ビアンカ「勝手に動き回っちゃだめでしょ!!」
フランチェ「おねーちゃん パパは?」
ビアンカ「お父さんは今仕事中」
ライラ「ビアンカ、あまりキツクしかっちゃだめよ?」
ビアンカ「すいません、ご迷惑をおかけして」
ライラ「いいのよ、今、課長は休憩中だと思うわ」
ビアンカ「分かりました」
ビアンカはフランチェを引き連れて部屋を出て行った。
アルーノ「まぁ、父親は課長として、母親は?」
ライラ「亡くなったらしいわ、理由は分からないけども
    特殊課が親代わりって訳」
ライラ「何故仕事場に連れて来てるかというのは、仕事場が一番安全だからよ」
アルーノ「職業柄命を狙われることが多いからって事か」
ライラ「そういう事」
ライラ「物分りは早いのね」
アルーノ「こっちも職業柄で」

02.05.19:13

小説7

プーペ「結果はどうだった」
ジュリー「20点」
セレス「おっ中々じゃないか」
ジュリー「それよりも、何で秘書の私がこんな事やってるのよ」
セレス「とても、か弱い乙女には見えないからだろ」
ジュリー「引っ叩かれたいの?」
セレス「ごめんなさい・・・」
プーペ「毎回、新人にすぐに会わないのはジュリエッタだけだからな」
ジュリー「そりゃあ、後始末やらされてますから 誰かさんのせいで」
セレス「誰?」
プーペ「お前だよ。毎回毎回無駄な報告書の山を築きやがって」
セレス「悪いな、力の加減苦手なんだ」
ジュリー「加減とかの問題じゃないでしょ、まぁこれはもう治らないわね」
プーペ「まぁこの馬鹿さ加減が、救いでもあるんだがな」
セレス「誰が馬鹿だよ」
プーペ「お前だよ」
ジュリー「あなたよ」
ジュリー「まぁ、私から言わせれば皆大馬鹿者、私も含めてね」
プーペ「そうだな」
セレス「何事も手探りの人生だ、皆本当は馬鹿なんだよ
    たけど、今ここに居る事が俺たちにとっては幸せその物だ。
    昔と違って今は物事に理由なんて必要ない」
ジュリー「そうね、もう深く考える意味はないわ、幸せだものね」
プーペ「何事も理由は後付けだ、起こった後に理由が付いてくる
    起こっている最中は実感しか存在しない、すべてはがむしゃら」
セレス「人形達のサーカスに、元々理由なんて存在しないだろ」
プーペ「そうだな」
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