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ハイデンリッヒ
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  • 04/24/13:34

02.05.19:13

小説7

プーペ「結果はどうだった」
ジュリー「20点」
セレス「おっ中々じゃないか」
ジュリー「それよりも、何で秘書の私がこんな事やってるのよ」
セレス「とても、か弱い乙女には見えないからだろ」
ジュリー「引っ叩かれたいの?」
セレス「ごめんなさい・・・」
プーペ「毎回、新人にすぐに会わないのはジュリエッタだけだからな」
ジュリー「そりゃあ、後始末やらされてますから 誰かさんのせいで」
セレス「誰?」
プーペ「お前だよ。毎回毎回無駄な報告書の山を築きやがって」
セレス「悪いな、力の加減苦手なんだ」
ジュリー「加減とかの問題じゃないでしょ、まぁこれはもう治らないわね」
プーペ「まぁこの馬鹿さ加減が、救いでもあるんだがな」
セレス「誰が馬鹿だよ」
プーペ「お前だよ」
ジュリー「あなたよ」
ジュリー「まぁ、私から言わせれば皆大馬鹿者、私も含めてね」
プーペ「そうだな」
セレス「何事も手探りの人生だ、皆本当は馬鹿なんだよ
    たけど、今ここに居る事が俺たちにとっては幸せその物だ。
    昔と違って今は物事に理由なんて必要ない」
ジュリー「そうね、もう深く考える意味はないわ、幸せだものね」
プーペ「何事も理由は後付けだ、起こった後に理由が付いてくる
    起こっている最中は実感しか存在しない、すべてはがむしゃら」
セレス「人形達のサーカスに、元々理由なんて存在しないだろ」
プーペ「そうだな」
                           2話END
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